カナデビアが新規開拓に活用。社名変更を機により一層PRに注力|イプロス成功事例

カナデビア株式会社

メーカー 機械要素・部品 設備・産業用機器・ロボット 環境・エネルギー

想定外のニーズ発掘に寄与。イプロス掲載により自社製品の活躍の場が広がっています。

環境関連施設機器やプラントのほかにも多彩な製品を取り扱っている。
新社名「カナデビア」と各種製品のイメージを紐づけていきたい。

カナデビア株式会社(旧:日立造船株式会社)は、国内外に関係企業150社以上を構え、
連結従業員数は12,000人を超える、1881年創業の機械・プラントメーカーです。

2002年に祖業であった造船事業を分離し、現在は「脱炭素化」「資源循環」
「安全で豊かな街づくり」の分野においてグローバルにビジネスを展開しています。

同社は“技術の力で人類と自然の調和に挑む企業グループ”として新たな歴史を築いていくため、
2024101日に「カナデビア株式会社」へ商号を変更しました。

同社では主力の大規模な環境関連施設やプラントのほか、比較的小規模な産業機械・設備や制御機器、
検査装置など様々な製品を取り扱っています。

〈異物選別装置〉などの食品関連装置や〈電子ボード・ユニット・制御盤〉などの
機械制御装置を提供する部署「機械・インフラ事業本部 電子制御ビジネスユニット」では、
新規開拓に課題を抱える中、顧客との接点創出のためイプロスを活用。
新たな業界からの需要発掘等に手応えを感じています。

> カナデビア株式会社様 ホームページ
> カナデビア株式会社様 イプロスサイト

決まった相手のところを回っているだけでは、いつか限界が来る。

会社全体としても言えることですが、特に電子制御ビジネスユニットでは
取り扱い製品の種類・ジャンルが多岐にわたります。
一つ一つの製品にかけられる時間やコストは限られており、営業先もそれぞれ“決まった相手”に偏りがちでした
新しい分野への展開というと、展示会出展のほかは既存顧客からの伝手に頼るくらい。
飛び込み営業を行っていた時代もありましたが、なかなか人手を割けなくなりました。

持って回る先がある間はいいですが、どうしてもある程度で「回り切って」しまいますから、
頭打ちを避けるためにも新規顧客開拓は必須。いいやり方はないかと悩んでいました。

そんな折、「システム機械ビジネスユニット」という別部署がイプロスを使っていると知り、
電子制御ビジネスユニットでも無料で始めてみることに。
手始めに食品業界向けの〈異物選別装置〉を登録して反応を探ったところ、
思ったよりも多くの引き合いがあったため有料契約に切り替えました。

「そんな用途でも使えるのか」。自社製品について新たな発見があった。

イプロスの引き合いがあると、名刺情報と同時に「資料DLや問い合わせの目的」といったデータが得られるのがいいですね。
お客さんの生の声が聞けて、自分たちでは思いつかないニーズを発見できるのは魅力だと思います。

イプロスに掲載することで、今までのルートでは関わりがなかった業界からの反響がありました。
たとえば最初に登録した〈異物選別装置〉はカット野菜やドライ食品を扱う企業での採用を想定した製品でしたが、
製造系の企業からの引き合いを獲得。
工業系材料の選別に使いたいとのことで、「こういうところに営業をかければいいのか」と参考になりました。

現在はイプロスサイトでも「食品業界向け」のほか「リサイクル・工業系材料向け」と銘打ったページを
別々に用意して〈異物選別装置〉をPRしています。
他にも、プラント、工場などの大規模な設備向けとして提供している〈遠隔監視システム〉に鉄道会社から問い合わせが入るなど、
予想外の分野での需要を知ることができたのは収穫ですね。

また、イプロスは「多種多様な製品を個別に紹介できるWebサイト」として重宝しています。
もちろん自社サイトにも製品情報を掲載しているページがありますが、全ての製品を事細かに紹介するのは難しいので、
ピックアップして概要を載せているような状況です。
また、ビジネスユニットごとの裁量で内容を簡単に書き替えられないという事情もあります。

イプロスの製品ページであれば、社内で審査があるとはいえ基本的には問題なくすぐに掲載が可能。
ページの新設や修正、削除なども手軽に行えるので便利です。
まだまだ食品業界での知名度は低く、食品関連装置を取り扱いしているイメージがない中、
重厚長大なイメージの会社名の検索ではなかなかヒットしません。
一方イプロスサイトはSEOにも強く、一般的なWeb検索でも上位に出てきますよね。
自社サイトでは大枠を紹介し、イプロスサイトではより詳細な内容を説明することでカタログのDLにつなげられたらと考えています。

お客さんと長期にわたって良い関係を築いていきたい。

当社は「日立造船」から「カナデビア」への社名変更という、
会社にとって非常に大きな転機を迎えています。

これを機に、既に多くの方に知っていただいているものだけでなく、
我々が取り扱っている多種多様な製品を「カナデビア」という新たな社名と紐づけていきたいです。

効果的なPRのため、社名変更を目掛けて、カタログの見直しや製品ページの更新などを行っています。
イプロスの担当者もいつも熱心にアドバイスしてくれて、心強いです。

今後の目標としては、取引の規模の大小を問わず、
510年と関係を続けられる“息の長い”お客さんを見つけたいですね。

これからも新しい製品ができたらどんどんイプロスサイトに載せていきますよ。


(取材内容は20247月時点のものです)


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