「うちの製品を載せるべきだ」。15年前の決定は正しかったと思う。
当社はガラスや電子、化学品といった領域ごとに独立して事業を展開するカンパニー制を採用しています。
イプロスを利用しているカンパニーはいくつかありますが、中でも最も活発に利用しているのが我々「化学品カンパニー」です。
化学品事業の発足は自社の歴史においても古く、創立から10年後の1917年、板ガラスの主原料であるソーダ灰を自給することから始まりました。塩水の電気分解により製造される苛性ソーダ・塩素といった基礎化学品から、それらを原料として製造される次亜塩素酸ソーダ等の誘導品、さらにフッ素化学品等の高機能製品まで、幅広い種類・性能の化学品を提供しています。
化学品の営業は代理店を経由して行うケースが多いため、市場の全体像や 顧客層の実態が見えにくく、お客様の「生の声」が届きにくいんです。イプロスはこのような課題の解決策として有効なサービスと考えています。
初めてイプロスと年間契約を結んだのは...2010年頃ですか。
確かに長いお付き合いという認識でしたが、もう15年にもなるんですね。

イプロスを見つけたのは技術系の社員だと聞きます。
今よりずっと小規模だったイプロスに価値を見出して、「これはいけるはずだ」「うちの製品を載せるべきだ」、と。
当時はWeb販促に適したプラットフォーム自体それほどなく、イプロスが輝いていたんだと思います。
想像で補完している部分もありますが、おそらく間違いないですよ。
興味を持った状態の顧客から問い合わせがある。
こんなに効率のいいやり方はない。
化学品カンパニーでは『イプロスものづくり』『イプロス都市まちづくり』『イプロス医薬食品技術』の3サイトに
合計280件の製品ページを掲載しているほか、年24回の『スポット広告』を実施しています。
イプロスの会員層は当社が素材メーカーとして訴求したい対象との一致度が非常に高く、
潜在顧客へ効果的に働きかけられている実感があります。
縁もゆかりもない人にまで、均質な情報を届けることができる。
しかも興味を持った状態で問い合わせてくださる方が現れるわけですから、こんなに効率がいいことはありません。
マンパワーも無尽蔵ではないので、営業活動の効率化は常に追求したい課題。
既存の接点がない方に
PR
できるようになったことで製品の認知度向上はもちろん、
新規開拓の一助にもなっていると感じますよ。
そして何より、現場の困りごと情報をお客様の言葉で伝えていただく契機になるのがいいですね。
問い合わせの理由や背景の具体的な内容を把握するのが難しい場合も多々ある中で、
イプロスのフォームには「今、何に困っているのか」といった情報を詳しく記載いただけて助かっています。
最終的に売上につながらなくても、そのような現場の生の声は、
製品の開発や改良といった「次のステップ」に進むうえで非常に役立つ要素ですから。
自社メルマガとイプロスを両輪で活用。 DX 推進の波に乗る。
全社的に
DX
を推進しており、2018年にはマーケティングオートメーションを導入して自社メルマガの配信を始めました。
化学品カンパニーでは、イプロス経由で獲得したリードを追加することで効率的にハウスリストを充実させています。
個人情報は各カンパニーで独自に獲得する必要があるため、
他のカンパニーでもイプロスを活用したらどうかと提案することもよくありますよ。
今後は、業務内容や製品について紹介する動画コンテンツを絡めたPRに取り組もうと検討中。
時代の潮流を意識しながら、様々な顧客層へアピールしていこうと考えています。
イプロスの担当者がとても頼りになる方なので、色々と相談に乗ってもらうつもりです。
繰り返しになりますが、当社では素材に関して非常に幅広く事業を展開しているため、お客様の課題やニーズに対して様々な角度からの提案が可能です。
素材に関する困りごとがあれば、些細なことでもお問い合わせいただけたら嬉しいですね。
(記事の内容は2024年3月時点のものです)
