経営層も驚きの業界との接点創出に成功。“まだ見ぬ顧客”に刺さるメルマガが魅力。

シチズンファインデバイス株式会社

商材
自動車部品・水晶デバイス・セラミックスデバイス

課題

親会社のブランド力に頼らず自社の技術力をPRし、「勝てる市場」を見極めたい。

自社の技術を必要としてくれる現場に、的確に情報が届く。
「こんな会社もイプロスを見ているのか!」「イプロスを使って良かった」。

シチズンファインデバイス株式会社は、自動車部品や水晶デバイス、セラミックスデバイス、マイクロディスプレイ、計測器など様々な製品の開発・製造を手掛ける、シチズングループの精密機器メーカーです。

イプロスを活用している「マイクロデバイス事業部」では、セラミックスや水晶などの脆性材料を用いた高精度部品などを提供。また、MEMS(微小電子機械システム)技術を用いた微細加工等を受託しており、開発から量産、納品までの一貫生産に対応しています。『特集コラム』の配信を通じ、航空宇宙業界など新しい分野から大規模な受託加工案件を獲得。現在では同事業部が主導して横展開を図り、全社的なイプロス活用を目指しています。

本事例のポイント 3

POINT 01
航空宇宙業界との大規模な取引につながる引き合いを獲得。
POINT 02
素晴らしい結果を出してくれたため、経営層も含めて満足度が高いです。
POINT 03
"まだ見ぬ顧客"との接点創出に向け、今後もイプロス活用に注力していきます。

見込み客獲得・広範囲への PR ...終わりなき課題に挑戦。

「シチズン」という名前にはブランド力がある一方、どうしても時計の印象が強いですよね。
当社では自動車部品やセラミックスデバイス、計測器など幅広いジャンルの製品を提供していますが、
まだこれらのイメージが世の中に浸透しているとは言えません。
会社としても、我々マイクロデバイス事業部としても、
親会社のブランド力に頼らず自社の技術力をPRしていかなければならないと考えています。

当社は 1000 人規模の企業ではありますが、当事業部、さらに営業と絞っていくと 20 人程度となります。
既存顧客のフォローなど日々の商談が忙しく、新規開拓の難しさを長年感じてきました。
飛び込みやテレアポといった泥臭い営業を行っていた時代もありましたが、今は働き方も多様化しておりますから。
売れる可能性の高い顧客に効率よく働き掛けるためにも、
各製品に対する需要をしっかりと調査して"勝てる市場"の見極めをする必要があります。

当事業部におけるマーケティングの課題は、結局のところ
「見込み客をいかに増やすか・自社の製品や技術についてどうやって世の中の人に知ってもらうか」。
この終わりのない課題に対し、有効な手段はないかと模索していました。

航空宇宙業界からの引き合いを獲得。『特集コラム』の成果は大きい。

2008 年・ 2015 年と 2 度の合併を経て会社組織が大きく変化していた頃、
当時の営業担当が新規開拓に役立ちそうなツールとして見つけてきたのがイプロスです。
Web 活用の重要性は感じていたものの手が回らず、しばらくは無料でカタログを掲載するのみでしたが、
2021 年に有料契約したところ期待通り引き合いが増えました。

特に素晴らしい結果を出してくれたのが『特集コラム』です。
「試作・受託加工」「セラミックス」といった特集テーマで、 MEMS 技術による微細加工の実績等を PR
精密金型やマイクロ流路など様々な加工に対応し、
試作から量産までワンストップで行えることを紹介したところ、多数の反響がありました。

中でも、航空宇宙業界からの依頼につながる引き合いを得たことは特筆に値する成果です。
受託したのは慣性センサーの製造工程で必要な〈接合加工〉で、現在は量産に向けた試作段階。
難易度が高いため開発担当は苦労していますが、
試作段階でもイプロスの年間費用の数十倍という大規模な取引となりました。
会社の歴史の中で一度、機会がありながらも繋がりきれなかった業界とのご縁が繋がり、
経営層を含め非常に満足しています。

他にも複数の民生機器業界の大手企業からMEMSセンサー関連の依頼を受けました。
いずれもそう簡単に生まれる接点ではありませんから、イプロスの発信力や注目度の高さ、ユーザー層の幅広さに助けられたと思います。

全社的にイプロスを活用できるよう、他の部門とも連携。

当社では自社サイトを手軽に更新しにくいため、
ページの作成・修正やニュース投稿などを当事業部の裁量で行える『イプロスサイト』は重宝しています。
自社サイトは集客の窓口が「お問い合わせフォーム」にほぼ限られており、
イプロス経由でカタログをDLしていただけるのはありがたいです。

2023 年度以降、別事業部の製品も『イプロスサイト』に掲載するなど活用の幅を広げています。
作業や調整は当事業部で主導するため大変なこともありますが、普段は部門ごとに異なる営業・販促施策に取り組む中、
イプロスで「シチズンファインデバイス」としてPRできるのは良いですね。
様々な特集がありますから、各製品に合ったテーマで取り上げてもらいたいと思います。

我々マイクロデバイス事業部は、MEMS技術を活かした事業の拡大を目指しています。
我々を必要としてくれる"まだ見ぬ顧客"との接点創出に向け、今後も展示会出展とイプロス活用を並行しながらMEMS関連のPRに注力していきたいです。

(記事の内容は2024年9月時点のものです)

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