特殊でイメージを伝えにくい事業内容の周知にも成功。
当社は事業内容が割と特殊なこともあって、
飛び込みやテレアポといったやり方で取引まで至るのはなかなか難しいんですよ。
自社HPは持っているものの、姿勢としてはどうしても「受け身」にならざるを得ない。
新しいつながりができたという場合でも、
元々お付き合いのある企業が紹介してくださるケースが多かったです。
「幅広い業界に働きかけたい」「会社の認知度を向上させたい」という思いはずっとあったので、イプロスから声をかけられたのをきっかけに試しに始めてみました。
思った以上に反響があり、取引につながる出会いもあって満足しています。
自分たちだけでやっていたら関わりが生まれそうもない分野の人に興味を持ってもらえるのが特に素晴らしい。
会員数が非常に多く、情報発信の機能もあるイプロスを利用することで、自ずと受け身の姿勢から脱却できるんですよね。
当社が「色々やれるんだぞ!」ということを、新規・既存の顧客に効率よく周知できていると感じます。
イプロス経由で「きっかけ」を掴み、着実に育てていく。
PRの方向性にも悩みましたが、イプロスの担当者が親身になって一緒に考えてくれて。
当社の強み・キーポイントは加工できる材料の珍しさや幅広さだから、
様々な「材料」について解説する資料を作成して配布するのがいいだろうということで、手探りで作ってみました。
これが大当たりで、高い閲覧水準を保ったまま、多くの人にダウンロードしていただいています。
資料ダウンロードや問い合わせは、商談の前段階の「きっかけ」。
このきっかけこそ我々が欲しいと思っていて、かつ得るのが難しかったものなんです。
イプロスは、技術者や設計者が何か困っているとき解決策を探すのに適したサイトだな、と。
そこに出展してしっかり情報を置いておけば、彼らが当社を見つけてくれるわけです。
きっかけを掴んだあと、そこから先は我々の努力の領域。
時間がかかってもいいから着実にものにしていくのが大事です。
たとえば当社では資料ダウンロードなどをしてくださった人に丁寧なお礼のメールを送ることで、
さらに踏み込んだ話につなげられるようにしています。
先行開発の段階から関わって、量産までつなげていきたい。
イプロスでの資料ダウンロードから取引に至った中で印象深いのは「宅配ボックスの絶縁フィルムの加工」ですね。
先方からの困りごとのご相談に応える形で、サンプル作成から材料提案、製品加工・納入まで手掛けました。
会社のHPから問い合わせするのは、ちょっとハードルが高いじゃないですか。
でも、イプロスの資料ダウンロードだったら
具体的な要望や依頼内容が固まっていない状態でも手を出しやすい。
「ちょっと気になるなぁ」くらいのテンションでコンタクトを取ってくれた相手に対し、
こちらがきめ細かな対応をすることで、
いわば「種」状態の案件をじっくり育てていけるんですよね。
逆に、ユーザー側としてイプロス経由で仕事を依頼した相手から、別の依頼を受けるなんてこともありました。
当社の目標は、様々な企業とパートナーシップを結びながら共同で市場を作っていくこと。
そういう面でも利用する価値がある、信頼の置けるプラットフォームだなと思います。
(記事の内容は2023年6月時点のものです)