“空中戦”と“地上戦”のシナジー。イプロスを導入し営業活動が論理的になりました。

日本化学産業株式会社

商材
建材・資材・什器

課題

論理的な営業・販促活動を展開し、商社や納材店の先にまで製品を訴求したい。

10万人以上への「面」の営業はどう考えても自社ではできない。
企画の効果がすぐ分かるから、よりスピード感を持って取り組める。

日本化学産業株式会社は、無機・有機金属化合物を中心とする「薬品事業」と、住宅建材・熱交換器などの金属加工製品を中心とする「建材事業」の両部門において、研究開発・製造・販売を手掛ける企業です。

準耐火構造に対応した〈防火通気見切縁〉の新規拡販などを目的に、建材本部でイプロスを活用しています。『イプロス都市まちづくり』への掲載や『トップコラム』の配信を通じて、企業認知度・売上の向上に成功。エンドユーザーの反応を即時に把握して素早くPDCAを回し、新たな企画を次々と投入しています。

本事例のポイント 3

POINT 01
10万人以上に「面」で情報発信できる『トップコラム』はやはりインパクトがありますね。
POINT 02
今後の新製品開発にも活かせる「エンドの声」を直接聞けるようになりました。
POINT 03
すぐに企画の効果を可視化でき、PDCAのサイクルを早く回せることも大きなメリットです。

少人数でも効率的にエンドユーザーと接点を持てる。

当社の建材部門にとってイプロスは、主に新規拡販に向けた課題を解決する「 Web 戦略の要」です。
企業認知度の向上・攻めの販促の実現・潜在顧客の育成...という 3 つのねらいを掲げ、 2020 年に導入。
販促を"空中戦"、営業を"地上戦"と称したりしますが、イプロスの活用により
前者の質が飛躍的に改善したことで後者の効率や部門全体の成果も向上しています。
この成功事例の取材を依頼されたときは「イプロスから見ても成功しているんだ」と嬉しかったですよ。

商社・納材店と協力してパワービルダーへ採用活動を行うことで、当社の見切縁はイプロス導入以前から業界で大きなシェアを占めていました。
ただ、地域密着のビルダー・工務店といったお客様にもご採用いただくにはメーカー自身が直接アプローチしていく必要があります。
マンパワーにも限りがあるため拡販は思うように進まず、効率的に幅広い対象へ周知でき、 CV の獲得も見込める方法を模索していました。

コロナ禍でより一層行き詰まる中、ある営業が展示会から帰社して
「『イプロス』というサービスがあるらしい」と報告を上げてきたんです。
調べてみると我々がやりたいことに見事に合致していたため、すぐに資料をまとめて社内で提案し、契約に至りました。

大規模キャンペーンやコンテンツとの有機的な連動など、
攻めの販促を実現。

前述の通り当社の見切縁のシェア率は高く、〈 BM シリーズ〉という商品名もよく知られています。
しかし当社自体の知名度が低いこともあり「日本化学産業の製品」という認識はまだ定着していません。
SEO の面でも優れているイプロスサイトへの掲載は、商品名と企業名の紐づけに役立っていますよ。

そして『トップコラム』の配信はやはりインパクトがありますね。
10 万人以上への"面"の情報発信は、今はどう考えても自社ではできないですから。
何より、新色・新製品リリースなどの大規模なキャンペーンを打つうえで重宝しています。
内容や配信日程などを調整しながら生の反応を探り、良い結果が出たものは商社・納材店とのキャンペーンに横展開。
集客した潜在顧客に対して自社メルマガの配信やテレアポを効率よく実施でき、実際の売上にもつながりました。
施工手順や性能の紹介動画、 CAD データなどのコンテンツも積極的に準備し、
イプロスのサービスと有機的に連動させています。

PV CV の分析やクリックログの取得などにタイムラグが発生しないことも高く評価しています。
例えば〈 BM シリーズ〉への新色の黒色追加は
「イプロスを使って早く展開して、ダメならすぐに手を引く」という条件で動き始めた企画なんです。

元々カラーバリエーションが多く、社内で「本当に売れるのか?」と疑問符が付きましてね。
結果的に想像以上の反響があり、これは当たりだと判断して"地上戦"にも展開していきました。

このように企画に対する効果がすぐ見える、 PDCA のサイクルを早く回せることは、イプロスの大きなメリットだと思います。

顧客と直接つながることで精度の高い具体的な情報が得られる。

建材部門では現在、イプロスを含む「 Web 経由でのアポイント取得件数」を KPI として設定しています。

イプロス経由の訪問数は導入から4年、毎年数字を伸ばしており、 目標達成のブースターとして大いに貢献してくれています。

地場のビルダーや工務店、設計事務所などのエンドユーザーとの接点ができ、意見を直接ヒアリングできることの価値は高いです。既存製品と市場のミスマッチなど、今後の新製品の開発にも活かせる重要な情報を得ることができました。

これまで届かなかった「商社・納材店の先」にまで、売れるポテンシャルがあるものを短期間で大規模に満遍なく営業できる。販促や製品開発の方向性を決めるのにも役立つ。
優れた"飛び道具"であるイプロスを、これからも有効に活用していきたいです。

(記事の内容は 2024 3 月時点のものです)

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