「いかに存在を知ってもらうか」という課題の解決策。
昔はインターネットが今ほど普及しておらず、
販促活動といえばハガキ・雑誌等の紙媒体の広告出稿や展示会出展などが主でした。
中小企業が知名度を上げるのは非常に難しいことで、ただでさえニッチな製品を扱っている当社はなおさらです。
展示会等で得られるリード数はどうしても限られるので、なかなか広く知ってもらうのは難しいな、と。
とはいえ、当社の製品は本当に便利ですから「知ってさえもらえれば売れるはず」という思いをずっと持っていました。
「『顧客になる可能性がある人』のごく一部にしかアプローチできていない」
「どうしたら製品の価値を多くの人に伝えられるだろうか」...。その課題の解決策として2010年、イプロスを導入しました。
決め手は知名度の高さと会員数の多さです。
イプロスサイトで不特定多数のユーザーに向けて情報を発信でき、メルマガ広告を何十万人もの個人に向けて配信できる。
毎月50や60の資料ダウンロードがあって、顧客との新たな接点が生まれる。
イプロスは、自分たちでは到底構築できない「とても大きな営業窓口」だと考えています。
"売上の柱"の製品。成長の背景にはイプロスの存在がある。
イプロスの効果を実感した印象的なエピソードがあります。
導入初期、今では売上の柱となっている〈塗装治具〉をちょうど新発売した頃でした。
当時は新製品が"売れてくる"まで1~2年かかるのが普通。
代理店さんにカタログを配布してもらい、顧客に知られるには長い時間が必要だったんです。
でも、この製品は違った。すぐに売れ始めました。
「ネットを見て購入した」との声が多く、不思議でしたよ。
当社のHPは今よりずっと閲覧数が少なく、検索順位も下位でしたから。
イプロスサイトの記事がトップページに掲載されているのを見たとき、「ああ、これだな」と。
今では自社HPのSEOにも気を遣っているので、ここまでの効果を感じることはなくなりましたが、
2010年代は本当に助けられました。現在もイプロスサイトからの流入は間違いなくあるので、変わらず活用は続けたいです。
製品の特性に合わせたアプローチで多数のCVを獲得。
これまで様々な種類の広告を利用してきました。
イプロス経由の引き合いの商談化率は高く、コンスタントに新たな取引の機会が生まれています。
まず『タイアップ』はCVが顕著に多く、費用対効果が十分あると感じています。
提供した資料を基に、目を引くデザイン・巧みな表現を用いたページに仕上げていただいて、クオリティの面も申し分ありません。
長年の付き合いで私たちの意図がデザイナーさんによく伝わっているようで、毎回ほぼ修正なしで済みますよ。
また『トップコラム』は、特定の業界に特化するよりは幅広い業界向けの、
単価が安めの製品を多く取り扱っている当社と親和性が高い広告だと捉えています。
購入までの敷居が低い分、1件1件の売り上げの積み重ねが大事になってきますから、
10万人に一気に配信できるのは魅力的です。
『SPメール』もいいですね。何といっても「1社独占でメールを配信できる」ので、
他の企業の記事に埋もれてしまう心配がないのが大きい。
より注目を集めやすい広告かなと思います。
営業をかけるべき担当者がピンポイントで分かる。
当社は岐阜と大阪にしか拠点がなく、6~7人で全国をカバーしているものですから、
当てのない営業活動を避けたいという思いはとりわけ大きいんです。
岐阜から東京に飛び込み営業...なんてできないですよね。
「どの会社の誰に接触すべきか」ということの、"誰"の部分を知るのが難しい。
イプロスのおかげでそこが明確になるのが一番ありがたいです。しかも既に興味を持ってくれている
状態なので、
「ちょうどそちらの方に行ったときに寄らせていただいてもいいですか?」
といった打診も受け入れてくれる雰囲気の方が多いですよ。
最近の広告では、工場等での事故防止に使用する〈安全対策品〉への反響が大きいです。
展示会でも同様に顧客の興味関心の高まりを感じているので、今後も工夫を重ねて多くのCVを得たいと思います。
建材や福祉機器関係といった、我々の「従来のルート」とは異なる分野からの反応もあることから、『イプロス都市まちづくり』の有料契約も開始しました。
2024年3月には
〈塗装治具〉のラインアップに、新しいサイズ・構造の製品や
従来製品をより使いやすくする部品など約200アイテムを追加します。
6~7月頃にも他の既存製品の追加品を発売予定です。
リリースに合わせて、イプロスでの情報発信に力を入れていきたいですね。
(記事の内容は2024年1月時点のものです)