新しい関係性の創出に成功。日本国内向けWebサイトとして活躍|イプロス成功事例

ストーブリ株式会社

メーカー 機械要素・部品 設備・産業用機器・ロボット

日本国内の顧客へ効果的にPR。イプロスを使うことで新しい関係性が生まれる。

“日本語で分かりやすくまとめた自社サイト”として活用。
従来からの営業活動とイプロスの補完関係がうまくいっていると感じます。

ストーブリ株式会社は、スイスに本社を置き、現在28カ国で事業を展開している産業用機械・部品メーカー、
ストーブリグループの日本法人です。
「電気コネクタ」「流体コネクタ」「産業用ロボット」「繊維機械」の4つの事業部があり、
様々な産業分野に対して製品・ソリューションを提供しています。

世界全体で仕様が統一された自社サイトに代わる「日本語でまとめられた日本国内向けのサイト」として、
主に電気コネクタ事業部・流体コネクタ事業部でイプロスを活用。
掲載する製品情報やコンテンツを充実させながらシンプルで分かりやすい構成にするなど工夫を凝らし、
様々な分野から受注につながる引き合いを獲得しています。

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> ストーブリ株式会社様 イプロスサイト

海外仕様の自社サイトだけでは、国内での知名度向上は難しい。

当社では様々な販売チャネルを活用するとともに、年3~4回の展示会出展なども行いながら拡販に取り組んでいます。
製品についてはカタログ品の用意もありますが、カスタマイズまたはアッセンブリして提供する機会の方が多いですね。
たとえばコネクタなら温度や圧力といった使用状況を顧客ごとに聞き取りしたうえで適した製品を製造・選別するなど、
新規顧客の場合は特に、商談がまとまるまでには時間がかかります。
そのため、リードを集めて長期的に育成するという考え方は非常に重要です。

リード獲得に取り組むうえで解決すべき課題は、まずは「知名度向上」。
会社の名前が知られていない状態では売上増も見込めません。
デジタルマーケティングをひとつのキーワードとして定め、
多くの人に知ってもらうことを第一の目標としました。

次に「日本国内向けのWebサイトの作成」。
というのも、自社サイトは欧州の本社管轄のため、こちらで自由に編集できないんです。
統一感が出るという点ではいいんですが、英語で書かれていてレイアウトも見づらいとご意見をいただくこともあって…。
日本の顧客向けに我々の製品を紹介できる場所を持ちたいと考えていました。

日本国内におけるWeb上の窓口の機能はイプロスに集約している。

世界全体では約6000人の従業員を擁する当グループですが、日本法人は60人程度の人員で回しています。
その中には機械・ロボット系のアフターサービス部隊もおり、営業に割ける人的リソースはそう多くありません。
自社に合う効率的な方法を探す中で、産業界に向けた発信力の高さに魅力を感じイプロスを導入。
現在、電気コネクタ事業部と流体コネクタ事業部で主に利用しています。

登録人数が多く、ブランド力があるところがいいですね。
イプロスに載せている、というだけで話が通りやすくなった実感があります。
「カタログのダウンロードもイプロスで」と言えば大体伝わりますから、商談でも話を省略できてスムーズ。
『特設サイト』は自社サイトと比較して見やすく、「日本国内向けのWebサイト」として十分な役割を果たしてくれています。

特に従来からの営業活動とイプロスの補完関係が上手くいっていると思います。
イプロスで直接エンドユーザーとやり取りして、足りなかった分を補うようなイメージです。
今まで何のコネクションもなかった相手からイプロス経由で問い合わせをいただき、成約に至ったケースもありますよ。
「流体コネクタ オートメーション」といったワードで検索してヒットしたようで、
自動車産業をはじめ作業工程の自動化を検討している企業から声が掛かりました。
展示会などでは得られなかった新しい関係性が生まれるのは非常にありがたいです。

形だけやっても仕方ない。コンテンツの充実と情報発信に注力。

イプロスはデジタルマーケティングの施策として社内でも注目されています。
「やるからにはしっかりやる」という会社の方針・戦略もあり、単純に導入して終わりではなく、
サイトの中身をより充実させるため常に改善に取り組んでいます。

本国で作成されるホワイトペーパーや動画といったコンテンツの掲載数を増やしているほか、
サイト全体の統一感を出すために各ページの表現などを修正中。
顧客が見たい製品の情報に辿り着きやすくするにはどうしたらいいか、
より見やすくする方法はないかと考えながら、
構成が複雑になりすぎないよう意識してページを作っています。

閲覧数や受注への影響等の効果の数値化に加え、外部への発信強化にも力を入れていく予定。
『特設サイト』の「ニュース」などを使って積極的に情報を発信することで、
コンスタントに顧客との接点を作り、関係性を築いていければと思います。
今後もイプロスを上手く活用して、日本では取り扱いの少ない大口径の流体コネクタや太陽光発電システム用のコネクタとして
世界トップクラスのシェアを占める〈MC4〉など、当社だからこそ提供できる製品をさらにアピールしていきたいです。

(記事の内容は2024年10月時点のものです)


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