20年の歳月で市場も変化。残る課題は知名度の低さだった。
「シリコーンゴム製の接着テープ」自体は20年以上前、〈ポリマエース〉という製品名で販売していました。
誰でも簡単に施工できるというコンセプトで開発されたものの、当時はそこまで売れず...時代が早すぎましたね。
年月の経過により、いくつかの変化がありました。
まずは地震等の災害復旧や国土強靭化計画への対応など、インフラ補修のニーズが年々増えていること。
一方で、費用・人員の削減もますます求められていることから、プロの職人以外でも短時間で施工できるという特長の価値が高まったと思います。
そして、製品の耐久性が目に見える形で証明されたこと。
たとえば「都内の湾岸沿いにある博物館で採用されたポリマエースは西日が当たる塩害環境下で、20年経っても美観や機能を維持している」といった事例が実績となり、PRの軸が増えました。
ライフサイクルコストの安さに説得力が生まれたことは、
イニシャルコストの高さという弱みを補う競争力となっています。
昔よりも市場に受け入れられる土壌が整ったところで、
インフラメンテナンス用資材を取り扱う当グループが2017年に発足。
「簡単施工」という初期コンセプトはそのままに、
「長寿命」という実績を掛け合わせて展開していこうとPRの方針も定まりました。
扱う商材はいずれも単価が少額ですから、
多くの人に買っていただかないとビジネスとして成り立ちません。
最優先課題はまず市場で"見つけてもらう"ことでした。
新規事業の芽吹きに合わせ、新しい PR 方法を導入。
当社では自動車、半導体、食品、建築など多分野にわたって製品を送り出しており、マーケットによって知名度には差があります。
インフラメンテナンス用資材の領域では、一部で認知・支持をいただいているとはいえ、全くの無名からのスタートとなりました。
当社は「少人数営業」というスタイルで、当グループの営業マンも片手で足りる程度です。
少数精鋭で効率よく進めるためには、いわゆるデジタルマーケティングの取り組みは重要。
まずはインターネットから情報を拾い上げてもらえる環境を整えるべきと、
他部署からの紹介でイプロスを導入しました。
『スポット広告』や『トップコラム』の配信では、毎回安定的に数十~数百件の
CV
が発生。
〈ポリママルチテープ STRONG 〉をPRする『スポット広告』では700件以上の引き合いを獲得しました。
製品の特性上、受注に直結する顧客との接点がどの程度得られるか...という観点では、実際に見て触って実感してもらえる展示会にどうしても軍配が上がります。
我々の製品は「会って話をすれば100%売れる」と思っていますし、実際一度使うと病みつきになって、リピートしてくださる現場が多いです。
イプロスはその前段階としての個人情報収集・広範囲への周知をするためのツール
として一定の役割を果たしていると捉えています。
イプロスサイトとの連携で専用サイトの流入増加も目指す。
企業サイトについても1点、課題を抱えていました。
インフラメンテナンス用資材の製品情報がかなり深い階層に掲載されており、見つけにくい状態だったんです。
その解決策として、2024年7月に当グループの専用サイトを開設。
ビフォーアフターの写真を使った施工事例を多数掲載し、階層の浅いサイトにまとめたことで非常に分かりやすくなったと思います。
『イプロスサイト』は
SEO
に強く、当社の商品名で検索したら上位に出てくることが多いですね。
イプロスの製品ページからの自社サイトへの誘導・流入増加はもちろん狙っています。
今は主に企業サイトのトップページをリンク先に設定しているので、
目当ての情報に辿り着きやすくなった新サイトへと順次変更をかけていく予定です。
我々の最優先課題は引き続き「知名度向上」に尽きます。
会社自体の知名度も業界外では決して高いと思っていませんし、
インフラメンテナンス資材についてはもっと知られていないでしょう。
会社や製品のことを知って、頭の中の棚に入れておいてもらえれば、困ったときに我々を探してくれる可能性が高まります。
自分たちでは何万人にも向けて一気にメルマガを配信するなんてできませんから、イプロスには今後も期待していますよ。
(記事の内容は2024年9月時点のものです)