EFOとは?基本と具体的な改善策、ユーザーの離脱要因について解説

EFOとは?基本と具体的な改善策、ユーザーの離脱要因について解説

EFO(エントリーフォーム最適化)は、ユーザーがフォームを入力する際の体験を向上させ、最終的にコンバージョン率を高めるために重要な手法です。

特に、オンラインショップやサービスの申し込みフォームなど、顧客情報を収集する場面では、ユーザーが入力途中で離脱することが大きな課題となります。この記事では、EFOの基本からその重要性、具体的な改善策までを解説し、どのようにフォーム最適化を行うことでコンバージョン率を向上させることができるのかについて詳しく掘り下げていきます。

1.EFOの基本と重要性

EFO(Entry Form Optimization)は、ウェブフォームの最適化を指し、ユーザーが簡単に情報を入力できるようにデザインや構成を改善する手法です。ウェブサイトやランディングページにおけるフォームは、商品購入や資料請求、会員登録といったユーザーにとって重要なアクションを行う場所です。だからこそ、フォームを使いやすく、ストレスなく入力できるようにすることが、コンバージョン率を高めるための鍵となります。

EFOは単なるデザインの改善にとどまらず、ユーザー体験(UX)全体に関わる重要な要素です。フォームを最適化することで、ユーザーが自身の情報を入力する際に感じる不安や手間を減らすだけでなく、「送信ボタン」をクリックする意欲を高めることも可能です。効果的なEFO施策を施すことは、ウェブサイト全体のコンバージョンを向上させるために不可欠な要素といえるでしょう。

2.EFOを実施するメリット

EFOを実施することによる主なメリットは以下の通りです。

①コンバージョン率の向上

フォームを使いやすくすることで、ユーザーが途中でフォームを離脱せずに最後まで入力を完了しやすくなります。これにより、最終的なコンバージョン率が向上します。

②ユーザー体験の改善

フォームが直感的で簡単に入力できるようになれば、ユーザーの満足度が向上します。これにより、再訪問やリピート購入が期待でき、長期的な顧客獲得にもつながります。

③離脱率の減少

ユーザーがフォーム入力中に不満を感じたことでページを離れ、離脱率が高くなってしまっている可能性もあります。EFOを実施することで、ユーザーが最後まで入力を完了する確率を上げることができます。

3.EFOがコンバージョンに与える影響

EFOはコンバージョン率に非常に大きな影響を与えます。フォームがユーザーにとって使いにくかったり、入力項目が多すぎると、ユーザーは途中で離脱してしまいます。逆に、フォームが簡潔でわかりやすく、必要な情報だけを効率的に入力できるようにデザインされていれば、ユーザーは入力を完了しやすくなり、結果的にコンバージョン率は向上するでしょう。

例えば、入力時にエラーメッセージをリアルタイムで表示することで、ユーザーは自分が誤った情報を入力しているかどうかをすぐに確認できるため、フォームを修正する手間が減ります。このような細かい配慮が、最終的なコンバージョン率に大きな影響を与えるのです。

4.ユーザーが離脱する原因

では、フォームの入力中にユーザーが離脱する主な原因はどのようなものでしょうか。以下に代表的なケースを挙げます。

フォームの入力項目が多すぎる

ユーザーが一度に多くの情報を入力しなければならないと感じると、途中で疲れて離脱してしまうことがあります。特に、最初は気軽に入力を始めたものの、次第に「面倒だ」と感じるユーザーも多いため、最小限の情報をだけを求めることが重要です。

入力に手間がかかる

一部の項目に対して手動で選択する必要があったり、電話番号や日付の入力形式に関する複雑な指定があったりするなど、ユーザーが入力しづらい項目が多いと、離脱率が高くなってしまいます。

エラーメッセージがわかりにくい

入力した情報にエラーがあった場合、エラーメッセージが明確でないと、ユーザーはどこで間違えたのかがわからず、修正を諦めて離脱してしまいます。

フォームのデザインが不親切

フォームのレイアウトが乱雑だったり、指示が不十分である場合、ユーザーは入力の方法がわからず、離脱する原因となります。例えば、ボタンが小さすぎたり、次に入力すべき項目がわかりにくかったりすると、ユーザーはすぐにフォームを閉じてしまうことがあります。

5.EFOの具体的な改善策

ここまで、EFOの目的・メリットや、ユーザーが離脱する原因について解説してきました。

では、実際にEFOを行う際には、どのような改善を実施すればよいのでしょうか。ユーザーがフォームを簡単&スムーズに入力できるようにするために必要な改善策を以下にまとめました。

1. 入力項目の最小化と選択肢の簡素化

ユーザーがフォームに入力する項目が多いほど、入力を完了させる意欲が減少します。特に、必須項目が多すぎる場合や、選択肢が多くて迷うような場合、ユーザーが途中で離脱する可能性が高まります。

これを回避するためには、フォーム内の必須項目と任意項目を明確に整理して区別し、必須項目だけに絞ることが効果的です。

例えば、住所入力を省略したり、電話番号を必須項目にしないのもよいでしょう。また、初めは必要最低限の情報を求め、後から段階的に追加情報を収集する方法も有効的です。

オンラインショップの購入フォームで、最初に「名前」「メールアドレス」「配送先の住所」だけを入力させ、その後、支払い方法や配送オプションをステップで分けて取得するといった改善がこれにあたります。

2. 進捗状況の表示

ユーザーが「残りどれくらいの項目を入力する必要があるのか」を知りたがっていることはよくあります。進捗状況を示すことで、ユーザーがフォームを途中で放棄せず、最後まで入力を完了する意欲を保てるよう手助けしましょう。

進捗状況をユーザーに知らせるためには、「ページ1 / 3」や「進捗: 50%」のように、どのくらい残りがあるかを明確にして、途中で挫折しないようにサポートするのがよいでしょう。また、「あと1ステップ!」といった表示を行うことで、ユーザーは完了までの時間を想定でき、かつ意欲を失わずに進めるようになります。

3. エラーメッセージとフィードバックの強化

エラーが発生した際、ユーザーは「どこで何を間違えたのか」をすぐに理解できる必要があります。不明確なエラーメッセージは、ユーザーのストレスを増大させ、入力途中で離脱させる原因になります。

エラーが発生した場合は、どこが間違っているのかを明確に指摘し、修正方法を案内しましょう。例えば、「メールアドレスの形式が間違っています」「電話番号には半角のハイフンを含めてください」など、簡潔で具体的な説明を行うことが重要です。

ユーザーが入力している間にリアルタイムでフィードバックを表示することで、エラーを早期に指摘できます。例えば、メールアドレス欄に「@」が抜けている場合、その場で「メールアドレスに「@」を入力してください」というメッセージを表示すると効果的です。

4. 自動入力機能と予測入力の活用

入力項目が多い場合は、ユーザーが手動で入力する手間を減らすために、自動入力機能や予測入力機能を活用することも効果的です。特に名前や住所、クレジットカード情報などは、ユーザーがすでに登録している情報を利用できる仕組みにするとよいでしょう。

例えばeコマースサイトでは、ユーザーが以前に登録した配送先住所を「配送先住所を再利用」といった形で簡単に再入力できるようにすることで、入力完了率の大幅な向上が見込めます。

5. モバイルフレンドリーなデザイン

モバイル端末からのアクセスが増加している中、フォームのデザインがモバイルに対応していないと、ユーザーは入力に苦労して離脱してしまいます。特に、画面が小さくてボタンが押しづらい、文字が小さすぎるなどの問題が発生することがあります。

スマートフォンやタブレットでの操作を意識し、タッチ操作でもストレスなく入力できるようにフォームのレイアウトを調整することが重要です。ボタンは十分な大きさにし、文字も読みやすいフォントサイズに変更しましょう。また、レスポンシブ対応を行い、モバイル端末の場合でも必要な情報を簡単に確認できるようにすることも忘れず行いましょう。

6. 視覚的なフィードバックと確認

ユーザーが入力した情報を送信する前に、内容を確認できるようにすることも効果的です。送信前の確認画面を提供することで、再度入力内容を見直すことができ、誤った情報の送信を防ぐことができます。

フォームの最後に「入力内容の確認」画面を表示し、ユーザーが間違いを修正できるようにしましょう。「送信ボタン」を押す前に、入力内容を再確認させると共に、間違いがないかを確認するチェックリストを表示するのもよいかもしれません。

特に高額商品を購入するフォームや、ユーザーが大切な情報を入力するフォームにおいては、確認画面を設けるなどして正確な情報を収集することができるよう工夫しましょう。

6.まとめ

EFOの実施は、単なるデザイン変更や技術的な改善だけでなく、ユーザーの心理や行動に深く関わる重要なプロセスです。フォーム入力を簡潔にし、視覚的なフィードバックや進捗状況を表示することで、ユーザーはストレスなく情報を入力でき、最終的には離脱率を減少させることが可能になります。

また、モバイルデバイスに最適化されたフォームや、リアルタイムでエラーを指摘するフィードバックなど、ユーザーが求める機能を積極的に導入することが成功のカギです。フォーム最適化により、ユーザーの満足度とコンバージョン率の向上を実現することができるでしょう。

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