前回は、グラフの種類と活用を説明しました。今回は、統計学に使われる統計量について解説します。データの特徴を要約した数値は、統計量と呼ばれます。得られたデータが持つ情報をさまざまな側面から明確にし、データの持っている特性を把握することが統計分析の目的の一つです。統計量をしっかり理解しましょう。
第3回「統計量の求め方」を解説していきます。
第3回もくじ
1. 統計量とは?
統計学には記述統計学と推測統計学があります(参照:第1回)。表1は、2 つの統計学の目的、手段、用いる統計量をまとめたものです。
記述統計学での分析の目的は、得られたデータが持つ情報をさまざまな側面から明確にし、データの持つ特性を把握することです。このとき用いる統計量を、記述統計量(要約統計量)といいます。推測統計学での分析では、あらかじめ設定した仮説の検証が目的であり、そのために必要なデータを収集し分析します。ここでの結論は、設定した仮説が成立するかしないかです。用いる統計量は、検定統計量です。
2. 代表的な統計量の種類と求め方
全8回で下記の内容を解説しています。
- 第1回 統計とは
- 第2回 グラフの種類と活用
- 第3回 統計量の求め方
- 第4回 正規分布と管理図
- 第5回 相関分析
- 第6回 回帰分析
- 第7回 分散分析
- 第8回 実験計画法