ドローンのフレーム|ドローンの基礎知識(構造編)3

ドローンの基礎知識(構造編)

著者:フリーエンジニア&ライター 高橋 隆雄

前回は、ドローン構造の構成要素を紹介しました。今回は、ドローンのフレームについて解説します。フレームは、ドローンを構成する機体そのもののことで、各種コンポーネントを搭載する部分です。フレームというと日本語では枠を意味します。一般的なドローンは、枠にモータやプロペラが付いたような形状をしています。ドローンがなぜそのような形状になっているのか、そして、さまざまなフレームの形と特徴について説明します。

第3回「ドローンのフレーム」を解説していきます。

基礎知識DL

1. フレームに必要とされる条件

フレームの基本条件は軽く、かつ丈夫であることです。飛行機を含む、飛ぶもの全てにおいていえることは、軽さは正義ということです。空中に何かを持ち上げて何か動作をさせるには、軽いに越したことはありません。飛ぶものに求められる要件は、何よりも軽いことです。ドローンに搭載される重量物としては、モータやバッテリなどがあります。これらは、物理的な大きさや重さによって性能が決まってしまうため、ある程度以上は軽くできません。このため、フレームを可能な限り軽く作る必要があります。

しかし、ドローンのフレームをできるだけ軽く作ろうとすると、飛行中に折れて墜落することがあります。飛行中のフレームには意外と力がかかることが分かります。実際の飛行機やヘリコプターでも同様で、軽い機体で無理な操縦をすると、やはり壊れてしまいます。軽くなったことで強度が失われ、機体がその動作に耐えられなくなるのは問題です。軽さに加えて、丈夫である条件をクリアしなければなりません。このバランス感覚が難しく、機体を丈夫に作ろうとすると重くなりすぎるので、壊れないギリギリの強度まで軽くし、無理な操縦はしないということが必要になります。

・使用される素材
ドローンで比較的よく用いられるのがカーボン(CFRP: Carbon FiberReinforced Plastics)です。カーボン製のフレームは、軽量かつ高強度という条件を満たしています。その他、カーボンとアルミの組み合わせもよく使用されます。また、一部の小型ドローンでは、外装部分が強度のあるプラスチック製の構造材になっているもの(モノコック構造)もあります。汎用フレームの場合にはカーボンのみ、あるいはカーボンとアルミの組み合わせが多く、メーカー製ドローンの場合にはアルミなどの金属材料とプラスチック素材を組み合わせたものなどが使用されています。

2. 形状による違い

続きは資料をダウンロードしてご覧ください!

全6回で下記の内容を解説しています。

  • 第1回 ドローンとヘリコプターの違い
  • 第2回 ドローンの構成要素
  • 第3回 ドローンのフレーム
  • 第4回 ロータとは
  • 第5回 駆動系
  • 第6回 制御系

基礎知識DL

  • 資料ダウンロード

    これさえ読めば簡単に利用できる
    「3分でわかるイプロス無料出展会員」

  • 無料掲載

    イプロスで製品・サービスをPR
    無料掲載のお申し込みはこちらから