中央空調方式について|空調設備の基礎知識3

空調設備の基礎知識

著者:関東学院大学 建築・環境学部 建築・環境学科 教授 遠藤 智行

前回は、空調設備の設置方法や吹出方法の違いによる分類、各空調方式の特徴・ゾーニングの手法などについて示しました。今回は、中央空調方式を構成する主要な機器を、熱の流れとともに解説します。

第3回「中央空調方式について」を解説していきます。

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1. 中央空調方式の熱の流れ

中央空調方式は、主に空調機・冷凍機・冷却塔・ボイラなどで構成されています(図1)。冷房の場合、室内に溜まった熱で温められた空気を、ダクトを介して空調機に送ります。この時、換気のために一部の室内空気を屋外に排気します。空調機に送られた空気は、熱交換器(冷却コイル)で冷水によって冷やされ、温湿度が低くなった状態で室内に送られます。暖房の場合は、温度が低い室内の空気を冷房時と同様にダクトを介して空調機に送り、空調機の熱交換器(加熱コイル)で高温の蒸気などにより温められて、室内へと送られます。

中央空調方式の例
図1:中央空調方式の例

2. 中央空調方式を構成する主要な機器

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全9回で下記の内容を解説しています。

  • 第1回 空調設備とは
  • 第2回 空調設備の種類
  • 第3回 中央空調方式について
  • 第4回 個別空調方式について
  • 第5回 空調図面について
  • 第6回 特殊な空調設備について
  • 第7回 空調設備と省エネルギー
  • 第8回 空調設備の汚染状況
  • 第9回 空調設備の維持管理

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