成功事例

株式会社サカタ製作所

都市まちづくり 営業リストを獲得したい エンドユーザーのニーズを知りたい

資料請求200件!お客様から寄せられたご相談は当社の大きな資産です。

お客様の声を集めることが、新製品開発の大きなヒント。従来のお客様と「同じ悩みを持つ方」は、他の業界にもきっといる。

サカタ製作所様は折板屋根用金具で50%以上のシェアを持つトップ企業。しかし、それゆえに販売ルートが既存の屋根業界に固まってしまうことが営業上の課題でした。そこで、新たなお客様と出会うためにイプロスを活用したところ、電機や電設、鉄道分野などこれまでにない企業からの問い合わせを獲得。従来の取引先とは異なる業界からの悩みや相談ごとを蓄積し、新たな販路開拓やヒット商品の開発に役立てています。

製品はお客様の声から生まれるもの。

企業の存在価値の1つは、いかに社会に貢献するかということです。そして企業が生み出す「製品」とはお客様の悩みをいかに解決するか、それを形にしたものだと考えています。「製品がヒットする」ということは、お客様に提案した解決策が素晴らしかったという証左。必要とされなければ決して売れません。したがって、お客様の声を広く集め、それを真摯に受け止めることはとても重要です。「製品はお客様の声から生まれる」ものだからです。

販売ルートが固定化。新たなお客様の声が聞けない。

現在当社は、折板屋根用金具というニッチな分野にこだわって市場の50%以上というトップシェアを獲得できていますが、それは強みである一方、新たな課題も生み出しました。販売ルートが固定化し、新しいお客様の開拓が難しくなるというものです。また、新たなお客様の声を聞く機会が少なくなることで、商品改善のアイデアも弱くなります。このような課題の解決策を検討していた折、イプロスと出会いました。

サビ取りの便利製品を掲載。どんな反応が来るか。

まず最初に「サビ取りブラシソケット」をトップコラムでPRしてみました。これはインパクトドライバに取り付けてボルトに被せてスイッチを入れるだけで、サビ取りが一瞬でできるという製品。もともと屋根施工のお客様から『屋根取付けに使うボルトがすぐに錆びる』『ボルトを1本ずつ錆取りするのは大変』といった声を受けて新たに製品化したもの。初のPRだったので、イプロスでどのような反応が来るか、それを確かめるという意味もありました。

「サビ」の悩みは業界を問わない。資料請求200件。

この製品は屋根業界のお客様向けに作ったものでしたが、他の業界でもボルトの「サビ」に困っている人はいると思っていました。すると結果は、大手の重電メーカーや鉄道会社など今まで付き合ったことがないような業界も含め、200件以上もの資料請求。反響は予想以上。驚きました。

しかも、その多くが特注品のお問合わせ。次の製品開発に活かせそうな意見もたくさんあり、「お客様の声から新製品を開発する」当社としては、二重のメリットが得られました。

チラシには限度がある。WEBにはそれがない

チラシは枚数イコール人数しか見てもらえませんが、WEBは限りなく広がる可能性があります。今までは既存のお客様の口コミに頼る部分が大きかったのですが、これからはイプロスを使うことで、異業種の新しいお客様へPRしていきたいですね。より多くのお客様と出会い、抱えられている問題を解決することで社会に貢献していきたいと思っています。

(取材内容は2011年10月時点のものです)

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